深視力とは

大型・中型・準中型自動車免許、二種免許の取得・更新時、視力検査以外に行われるのが深視力検査です。
これは 両眼視機能と呼ばれる眼の能力のうち、遠近感や立体感の検査であり、長時間の運転、
あるいはミラーを多用する大型車の運転には正常な立体視が必要との理由からです。

免許 視力

道路交通法第23条(自動車の運転に必要な適正についての免許試験)

視力がよくても、次のような場合は注意が必要です。

 1.遠近感がわかりづらい、距離感がとりづらい

 2.視力はよいが、目が疲れやすい 

 3.両目で見ると焦点があわない

 4.利き目ばかり使ってしまう

 5.いろいろな物に良くぶつかる

大型・中型・準中型自動車免許、二種免許に合格するためには

深視力試験に合格するためには、「両眼視機能検査」が必要です。
斜位などがある場合はそれを考慮したプリズム眼鏡の使用や眼鏡度数改善により深視力
障害は改善する場合が多いのです。その上で当店設置の深視力訓練器での訓練を受け、
深視力を身につけて頂きます。深視力検査に不安をお持ちの方は是非ともご相談ください。    


深視力検査は、「三桿(さんかん)試験」という方法で行われます。
これは、大型および二種の運転免許に不可欠な遠近感覚検査をする目的で作られており、合否に
ついては、検査する人が器械を操作して決めることになります。

深視力検査機を覗くと画面の奥に3本の棒が見えます。このうち両端2本が固定されており、
その間の1本が前後に移動します。
3本が並んだと感じたときにボタンを押し、そのズレを測定するのが深視力検査です。
これを3回行い、平均誤差が2cm以内であれば合格です。

深視力検査

当店では、深視力検査のための三桿法の検査器を設置しています。

深視力用メガネとは

深視力用のメガネとは、精密な測定を行った上で、三桿法の測定器で正答を得られるメガネです。

「立体視」の測定法にはいろいろな種類がありますが、この三桿法というのは目標が動く動的な 測定法の為、他の静的な立体視測定法と比較して難しいようです。「偏光指標を用いた立体視測定では
問題が無くとも、三桿法による測定では問題がある」、という事例も多々見受けられます。

その結果、屈折(近視・遠視・乱視)、調節(老眼を含むピント合わせの力)、眼位(斜位・斜視)
眼球運動(主に輻輳・開散といった眼の内寄せや外寄せの機能など)などを総合的に捉えて測定をする必要が
あり、単に屈折異常と眼位のズレを矯正すればよいという単純なものではありません。 

何より、「測定への慣れ(習熟度)」というのも重要な要素です。
特に静的な立体視測定では問題が無く、三桿法による測定でのみ問題がある方は、三桿法の測定器による練
習と並行して視機能トレーニングも行うと効果的な場合があります。

深視力測定料金

当店では、深視力の練習のみのご利用はご遠慮しております。 深視力測定の代金は、メガネをお作りいただくお客様からは頂いておりませんが、 諸般の事情により眼鏡を作製するにいたらなかった場合は、測定料として3,000円お願いしております。

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