「レンズの厚さを少しでも目立たなくしたい!」というお客様のご希望にお応えする加工法です。
近視レンズの厚さが最も目立つ耳側縁部を、レンズ面に対してほぼ垂直L字型に切削して、
レンズの厚みを局部的に薄くするもので、通常加工よりもかなりの薄型効果が得られます。
さらに、装飾(レンズアート)を加えることにより、加工部を目立たなくするだけでなく、
個性的でおしゃれなオンリーワンのアイテムとしてご提案することもできます。
カットのラインは2種類
スリムカットの形状は、レンズの水平ラインに対してほぼ垂直が基本ですが、曲線にすることも可能です。
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加工後のエッジの処理
スリムカット加工後のレンズ裏面上下は、強度になるほどエッジが尖り目立ってきます(図-1)。
そのため安全性と美観を考慮し部分的に面カットを施します(図-2)。
図-1 |
図-2 |
S-6.00 PD63 FPD67 屈折率 1.6
向かって右側のレンズをスリムカット加工(曲線カット)後、石を埋め込んでいます。
通常加工 |
【デザインスリムカット加工】 |
S-5.50 PD67 FPD71 屈折率 1.56 |
【デザインスリムカット前】 |
【デザインスリムカット後】 |
【デザインスリムカット前】 |
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【デザインスリムカット後】 |
S-6.00 PD62 FPD69 屈折率 1.6
【デザインスリムカット加工】 |
【通常の加工】 |
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【通常の加工】 |
【デザインスリムカット加工】 |
【通常の加工】 |
【デザインスリムカット加工】 |
【通常の加工】 |
【デザインスリムカット加工】 |
○中・強度の近視(-)レンズ
レンズサイズ・PD・屈折率等にもよりますが、おおよそS-4.00位から可能です。
○プラスチックレンズ
レンズアートで石を埋め込む場合は屈折率 1.6 ・ 1.67 ・ 1.70のみです。
○フルリム ○ハーフリム ○リムレス
★できないフレーム
・後ろ留めのリムレス
・サングラス等のレンズカーブの強いフレーム
・メーカー加工のフレーム
・変形玉型等の特殊フレーム
こちらの加工により強度近視の方のメガネを薄く軽くすることができます。
渦も目立ち難くなります!
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