糖尿病網膜症の仮説と眼鏡作りの難しさ

誰もが、重篤な糖尿病網膜症はどんな眼鏡であっても視力を出すことは無理な話だとわかっています。 しかし少しでも良くならないか? と言う思いも切実です。
ささやかな成功例を頼ってご来店を頂いているユーザー様に眼鏡でもって少しでもお救いすることが出来れば、それは眼鏡屋冥利と言えます。

*D@⑦糖尿病網膜症の眼鏡屋的イメージ作り・・・仮説

糖尿病網膜症の網膜は血管壁の弱い新生血管がはびこってふやけているのではないだろうか? 
だから肝である中心窩が僅かであるが前後左右に浮遊してピントが定まらないのではなかろうか?
度数(網膜の位置)は+-0.75前後で固定されなくフラフラしている。 
イメージとしては・・たぶんそんな感じ! そんな馬鹿な!・・・とお叱り覚悟で・・・

*D@⑦仮説になった事象・・・こうした方の共通した状況

度数を入れた直後は・・「おお見える!^^!」 良かった! 見えるのですね・・やりがいがあります。
その後・・あれ? 「今度は見えなくなった」 「( `・ω・´)ンンン? あれやはり見える^^」
こうしたことの繰り返しで最後には眼鏡を掛けても掛けなくても変わらない・・・・そんな場合もある。
視力回復は時々あるがない時もある。 しかし期待通りの視力は望めなくても、眼球を紫外線から守ることは可能です。 度無しのウルトラガードレンズで眼球が本来持っているルテイン(サングラス機能)の保護と代用になるかも知れない・・・そうした眼鏡レンズをまずはお薦めしたい。

*D@⑦基本は・・・

仮に網膜がブヨブヨになっていても眼球の形態である乱視だけは大きく変わらないのではと思う。 
よって角膜乱視と全乱視を検出して光学的な状況を把握します。 さらにレチで乱視だけはきっちり押さえます。 確信を得る為に裂孔板を用いてユーザー自身でも最も見える軸度を自覚で探して他覚で得た軸との一致を確認します。
軸が決まれば乱視度数を有り無し方で探ります。
乱視が決まればさらにその上から球面度数の有り無し方で決めます。 
ただ検査時間が長くなるにつれ・・・ユーザーも疲れてきます。 先ほどの答えと今では違うとか、 
やがて本人にもよく判らないの・・・・これが多くの実情。
最終的には私の方の他覚検査で確認して決定します!

*D@⑦何気ないユーザーの代表的なコメント

説明しにくいけどなんか白っぽく見える・・・」 
「あの視力表の下に何かがダブって見える・・・それが邪魔!」 
これはグレーのカラーレンズ15%で落ち着く場合があり。
つまりカラーレンズや時として偏光レンズも試す価値が充分にあります。
そうしたレンズは検査室だけではなく戸外に出て太陽や世の中の見え方で有用性を確認!

*D@⑦必須ワード

乱視補正・ルティン素材・カラー・夜間用にスーパーイエロー
遠方からご来店の際に迷います。 
期待にお応えできるか? 不明です! 遠路はるばる当方まで来る価値があるのか?
移動の手間暇やここまで来たのに・・・と言う期待値を考えると・・・自信が消滅します。
ほとんど向上しなかった場合、お互い心が折れます。
来るまでもないかも・・と来店自粛の気持ちも同時にお伝えます。

ただ 「新聞の活字は読めますか?」
新聞の活字は0.5の近用視力がないと読めません。 
近用で0.5 もあれば、遠用もなんとか0.5は期待できるかもと!!

事前にメール相談をお受けして状況を把握させていただきます。

★担当者への直通アドレス★
shonono2021@gmail.com

遠方からのユーザーには近隣のウスカル会のお店を紹介します。
 

 

検査代及びコンサルティング代として5000円頂戴します。

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