遠近両用レンズ

遠近両用と聞いて、まず思いつくものはどんなものでしょう?

以前、遠近両用というと誰もが頭に思い浮かんだのは、レンズ下部に境目がある

タイプだと思います。

しかし、今は技術の進歩により境目のない遠近両用が浸透しています。

ただし、遠近両用レンズにはそれぞれ長所と短所があるので、

このページではそんな遠近両用の違いを説明します。



Aのレンズは、今多くの方が使われている遠近両用レンズです。

レンズ中心から下にいくことで、遠く、中間、近くと

徐々に度数を変化させている為、外観的に遠近両用とはわかりません。

Bのレンズは、一般的に「二重焦点」と言うとおり、遠用部分と近用部分にハッキリと

分かれていて、境目がわかるレンズです。



長所

短所

A

・レンズの場所によって、遠方、中間、近方を見ることができる。

・外観で遠近両用とわからない。

・レンズ周辺部に歪みがでるため、歩くときにフワフワしたりボケる。

・長時間の手元作業が疲れやすい。

・近用部分の見える範囲が狭い。

B

・視野が広く遠くも近くも見やすい。

・長時間の手元作業がしやすい。

・遠用と近用の境目がハッキリする為、遠近両用とわかる。

・中間部がないため歩いている時、階段などの段差を見落としやすい。

*短所は慣れにより解消されます。

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