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このページにおいてはお子様にコンタクトレンズをお考え頂いているご両親さまへ簡単な情報やアドバイスをさせて頂こうと記載していきます。
内容に関しては私がこの業界に携わって実際に見てきた事及び感じた事を本音で記載しております。
当店はメガネも販売している事もあり、よく「コンタクトレンズは何歳から??」と聞かれます。
実際問題では何歳からでもOKなのですがコンタクトレンズは高度医療機器という分野に属します。
簡単に言えばしっかり管理及びケアをしなければいけないのです。
つまり自己管理能力があれば何歳でもOKなのです。
しかしながら20歳30歳40歳でもしっかり管理できなければ使用してはいけないのです。
最近では使用者の低年齢化が進み小学校高学年の子もお見えになります。
私自身もコンタクトユーザーなので同じ気持ちでおります。
しかしながらコンタクトレンズは眼の中に入れるため衛生的に綺麗な物では無くてはなりません。
1番綺麗に使えると言う意味でも1dayタイプがオススメです。
毎日新品を使用することにより安心で楽なのです。
しかしながら・・・欠点もあり、コストが少し掛かります。
コストを掛けたくないなら、今まで洗浄は擦り洗いが主流でしたが付け置き洗浄が発売され性能も高くなっております。
ケアの価格も同価格なので性格に合ったほうをお使い下さい。
大きい声ではあまり申し上げられませんが簡単な実情をお教えしましょう。(門外不出)
以前、私も日本一大きい某量販店に勤めておりました。
その時はそれ程考えておりませんでしたが現在では実情が把握できております。
まず一つに自社ブランドのレンズの推進販売です。
通常のレンズよりも仕入れ価格が安く儲けに繫がるからです。
特に初めての人等にはお値打ちで良いレンズとして推奨してきます。
次に眼科との提携です。我々の様な会社は眼科にお願いしてくっついて営業をしております。
しかしながらCL専門量販店はお店を立ち上げる為に眼科の先生を雇うのです。
つまり眼科の先生は量販店のてさき・・・!?一説の噂によると診療報酬の横流れとも言われておりました。
何故そんなメカニズムが起こるのか?
それはドクターにとっても量販店にとっても美味しい話なのです。
まず一つにドクターは楽して開業医になれる。
量販店のノウハウでサポートしてもらい集客活動までしてくれるのです。
更には医師免許があれば眼科医でなくても講習を受けるだけで簡単にCL専門店ぐらいの眼科が出来るからです。
量販店にとっては多くの医師を雇えることもあり利益に結べる。
更には診療報酬の補填でCLを安く販売できる。
単純に考えて見ましょう・・・100円で仕入れたものを100円以下で売った場合その人は完全に商売人ではありません。
100円で仕入れたものはそこに管理費・人件費・雑費・利益を乗せて販売します。
つまり100円以上でないと損になってしまいます。
僕なら150円~200円ぐらいで販売します。
商売とはどんなものでもそんな物なんです。
もちろん量販店は大量仕入れの為、通常の店よりは安くなって当たり前なのですが、仕入れを下回ることは考えられないのです。
次に人件費です。
多くの量販店のスタッフ及び眼科スタッフです。
ほとんどがアルバイト及びパートなのです。
もちろんその中にベテランで技術のある人もいるかもしれません。
しかしながら大半のスタッフは低レベルなのです。
最後に広告手法です。
まず多いパターンは手配りの広告です。
手配り広告は安い人件費で大量の人に配布ができます。
その内容も有名ブランドのレンズを破格値で掲載してお客様を釣るのです。
店頭に足を運んで貰う為の手法なのですがその後は徐々にお店にとって都合の良い商品及び利益を確保できる値段へと移行していくのです。
始めに破格値で購入できたとしても次回からはその価格での購入は無いのです。
それから徐々に自社ブランドへ出来る限りの移行へと・・・
そんなこんながあってCL専門店は成長し今日まで来たのです。
ですが、厚生省もその状況を把握しており更にはマスメディアにも取りざたされ、若干の締め付け(CL専用報酬の・・・)は行なわれているみたいですが法の網目をくぐって賢く商売しているみたいです。
正直な話、今発売されているレンズの性能も上がり使用することも可能なのかもしれません。
ですがソフトレンズは汚れ易く寿命が短いものなのです。数年前に量販店で勤務していた時にお見えになったお客様で2weekタイプを1ヶ月以上使用されていたお客様がいました。
お客様いわく、痛くなってきたら交換されると言う現状でした。
特に診察の結果、酷い状態だった訳ではございませんが慢性的に結膜炎になっており充血もありました。
コンタクトレンズの日数は、厚生省をもと、メーカーとドクターが治験の元を行いそれにより認可を受けております。
その為、限られた日数内での使用のみが許されている訳なのです。
実際問題、すぐどうかになる訳ではございませんが、角膜(黒目)の細胞が酸素を取り入れる事ができなくなりダメージを受け、アレルギー反応も強くなりかねません。
たった2つしかない大切な眼だからこそより大切に頂きたいのです。
その為には最低限のルールだけは守って欲しいものです。
コンタクトレンズを眼に入れる事は眼にとっては良くありません。
眼にとってコンタクトレンズは異物になりますから、入れなくて済むのであれば付けない事をオススメします。
しかしながら視力が良くない人にとってコンタクトレンズはありがたい道具なのです。
メガネより見え方が自然で尚且つ視界が広い、更には素顔でいられる魅力です。
私自身もコンタクトユーザーなのでわかりますがなんと言っても楽なんです。
その代わり維持管理が手間ですけどね・・・
メガネ及び裸眼状態で不自由無い人には眼の負担も考慮してお勧めすべきものではございません。
視力低下の原因とはなりません。
よく、メガネを掛けて、CLを付けて視力が低下したと言われる人がおられますが、それは間違っていると思います。
そういった方は使ってなくても低下したのです。
只、別に考えられる事もございます。
初めてメガネ及びCLを付けた時に見易く感じた事が日常において慣れてしまい、更なる見え方の欲求において見難く感じてしまう事があるのです。
もう一つとしてIT眼症です。
つまり近くを見続ける事が多い現代において眼の中での働きとして調節を多くしております。
調節とは眼の中にある水晶体が膨らんで近点にピントを合わせます。
人間は遠くを見るときがリラックス状態なのですが近くを見るときはストレス状態なのです。
それにより水晶体が膨らみっぱなしになり遠くを見た時になかなか伸びきらないのです。
言い換えると人間の正座といっしょです。
ずっと座り続けていると足が痺れてなかなか立ち上がれません。
眼の中の水晶体も痺れっぱなしなのです。
そうする事において遠くが見難く感じてしまうのです。
まぁ~現代病です。携帯にパソコンなどなどが原因かと・・・
CLの性能もあがりかなり安全に使用できるものとなってきております。
しかしながらCL業界においては買う側、売る側の意識の欠如においてのトラブルが1番の原因です。
ですから私ども売る側としての責任としてお客様に喜んで頂けるように頑張っていきます。
お客様もコンタクトレンズにおいて意識を持って頂けるだけで幸いです。