偏光レンズ


従来のサングラスレンズとはまったく発想の違うレンズ、それが偏光レンズです。

色付きのレンズ及びサングラスは色を濃くする事により光の透過を減らしています。言い換えれば只暗くしているだけなのです。
偏光レンズは目に入る光の量を「減らす」のではなく、反射光によるぎらつきを「カットする」。
レンズの内の偏光膜がまぶしさの原因となる不快な反射光線をカットすることで、クリアな視界が広がります。

釣りやドライブ、更には日常生活等にもとても便利なメガネなのです。

偏光レンズの見え方



偏光レンズの原理

光には「波」の性質があり、自然界の光は一般的に上下左右、斜めも含めた180度全ての波が混在しています。
ここで問題になっていた水面等での反射光は、立った状態で見下ろす時、横方向の光が強くなります。

例えば水面に垂直に下した線から約37度方向から入った光の反射光では、縦方向の光(縦偏光)は0となります。
ガラスなど、水でないとその角度は変化しますが、多くは約39度から27度程度(やや上から見下ろす感じ)となります。

すなわち、水面等からのぎらついた嫌な反射光は、横方向の光(横偏光)を抑えれば抑えられるという事です。
なお、水中からの光(魚など)は、水面での反射ほどは方向性が無いため、横偏光を抑えれば
「水中の物は見えるが、水面の反射は抑えられる」
という理想的な色眼鏡を作る事が出来ます。

ポラテックカラー

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