当店にいらっしゃるお客様の中に、
「大きい眼鏡無いかね?」
と聞かれる方が数名に1名ほどいらっしゃります。
「前は大きい眼鏡やった」「遠近やとレンズが大きくないとあかんのでしょう」・・・という方たちです。
ここでいう「大きい眼鏡」とは、一宮店で扱っている「大きい(顔の横幅が広い方用)眼鏡」ではなく、レンズの上下方向の幅(天地幅という)の広い眼鏡を指しています。
最近発売されている眼鏡枠はデザイン的な流行もあり、天地幅が横幅の半分程度しかないような細長い形のものが随分多くなっています。
最近はレンズ設計の進歩もあり、遠近両用眼鏡でも天地幅が二十数ミリあればできるようになってきています。
しかし、眼鏡の天地幅が狭くなるほど、遠近メガネのゆれや歪みなどの「見にくさ」は強くなっていきます。
見やすさだけでなく、大きく印象が変わることを望まれない方のためにもやはり天地幅の大きい眼鏡は必要なのです。