パソコンやテレビゲームなど、画面を表示する機器のことを、VDT(ビジュアル ディスプレイ ターミナル)といいます。VDTを使った仕事は、視線が常に画面・キーボードと狭い範囲でしか移動しないため、疲れやすくなります。その上、集中して画面を見続けるため、まばたきの回数が普段の約1/4に減り、目が乾きやすくなるので、目に負担がかかります。
目を中心に、肩、首、腰の痛み、頭痛、イライラ、不安感などを訴える眼精疲労が増加しており、これらの症状を総称して「VDT症候群」と呼んでいます。 「IT眼症(information technology)=情報技術」や「テクノストレス眼症」は同じ意味で使用されます。
日本におけるインターネット人口も年々増加し、私達のまわりにはVDTがいっぱいです。そんな中、コンピューターなどの端末であるVDT(Visual Display Terminal)操作に起因する眼精疲労を訴える方者が激増しています。
老眼のあるシニア世代はもちろんですが、最近では、20代~30代の若い人でも、長時間のパソコン作業により、眼の疲れや見えにくさを訴えられる方が多くいます。
このような、老眼のない若い方で、パソコン作業に疲れや見えにくさのある方にも 快適なパソコン用メガネが作りたい、というのがこのページです。
メガネを常用するしないにかかわらず、多くの方がパソコン作業による眼の疲れや ストレスを感じているのが現状ですが、そもそも、人間の眼は、本来近くのものを長時間 見ることには適さない性質を持っているといわれます。
眼は近くのものを見るために、近くにピントを合わせます(これを調節といいます)。同時に、左右の眼は近くの対象物に視線を合わせるために、少し内側に寄せてきます (これを輻湊といいます)。
この近くへのピント合わせと寄せ運動(調節と輻湊)は連動していますが、ピント合わせのための調節と寄せ運動を長時間連続的に行うと、眼は常に緊張状態になり疲労してきます。
特に長時間のパソコン作業は、ピント合わせと寄せ運動が、ディスプレーという狭い範囲 の中に固定されるために、常に眼を緊張させた状態となり、眼にとっては特に疲れやすい環境となります。
以上のようなことから、老眼のあるシニア世代のかたに限らず、若い人でも近くを長時間見るというのは、眼に対して多少の無理を強いていることになり、その無理を極力排除して適正な眼の調節状態で近くを見ることのできる度数のメガネが必要となってきます。
それが…PC作業に快適なパソコン用メガネ…ということです。
パソコン用と称してカラーの付いたレンズがありますが、減光効果だけでは 根本的な解決にならず、調節状態と両眼視に原因がある場合がほとんどです。
眩しさの原因「青色光」とは、380nm~500nmの短波長光の事です。
屋外ではもちろん、屋内でも眩しさを感じたり、テレビ・パソコン・携帯電話などの画面が眩しく感じる・・・そんな方の為のレンズです。
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