まずはプリズムとはなんなのか・・・
プリズムを調べてみると!?
よく磨かれた平面をもつ透明な多面体。ガラスなどから作られ、三角柱のものなどがあり、光を分散・屈折・全反射させるために用いる。三稜鏡 (さんりょうきょう) 。
非常に分かりにくい説明となっていますが・・・
簡単に言えば図解の通りプリズム連に光を通すと一定方向に光を屈折(曲げる)レンズの事なんです。
プリズムレンズの分厚い部分を背中合わせにしたレンズが・・・凸レンズと言い、遠視用レンズであったり、虫眼鏡であったり、プラスレンズになるのです。
逆にプリズムレンズの薄い部分を合わせたレンズが・・・凹レンズと言い、近視用レンズであったり、マイナスレンズになるのです。
これが実際検査に使う
『プリズムレンズ』
なのです
プリズムレンズで実際に見てみると・・・
視線は真っ直ぐサクランボの方を見ているのですが、プリズムの屈折によりイチゴの方が見えるのです。
この原理を利用してしっかり補正させるのがプリズム眼鏡なのです~
左眼が外にズレている一例のイメージを作成してみました。
その他にも中へズレる、片眼だけ上にズレる、片眼だけ下にズレる、更には上下左右の組み合わせたズレ等もあります。
それらのズレを検査して合わせるのがプリズム眼鏡と言います!!
でわ、どの様にプリズム検査をしていくのか!?
斜視&斜位に関してはこのページで説明しないので他で調べてください。
当店では新規のお客さまには100%十字テストを行います。
左記の検査指標と偏光板を使って調べていきます。
問題を訴えなかった人ですら10人に2人程度はズレが生じる事があります。
もちろん、どれぐらいズレるかが重要で、年齢や現状を加味しながら検査員がプリズム処方するか判断していきます。
これこそが・・・
知識や経験が重要なのです!!
視線のズレをプリズムにて合わせる事で遠近感・見え方・偏頭痛・肩凝りetcが楽になる事例もあるそうです。
1度はしっかりズレが無いかを全員調べるべきですね!?