眼科にて『弱視等治療用眼鏡等作成指示書』を貰った瞬間、頭の中が真っ白になりどうしたらいいのか・・・悩まれる方が非常に多いようです。
このサイトはそんなご両親がお子様の眼を理解してあげ、そしてお子様の為にすべき事を中心にご説明していきます。
更にはわからない事にはご質問でお応え出来ればと思います。
もちろんご相談は無料です。
PS.沢山のご相談ありがとうございます。回答にお時間を頂く場合がございますことをご了承ください~
お子さんの視線に少し違和感があって眼科へ行ったら上記の様な、書類を渡され、ドクターから『お子さんにメガネが必要です』なんて急に言われたらビックリするでしょう!!
ご両親共に視力がいいにも関わらずお子さんにメガネなんて事もよくあります。
上記の書類が出たらご両親は・・・今の時代だとインターネットを活用して色々調べてあげる事でしょう。
・お子さんの状況を知りたい!
・お子さんに最善な対応をしてあげたい!
その思いは当店にご来店されるお父さんお母さんは必ずお持ちです~
私自身にも子供がおり、親として出来る事はしてあげたいものです。
この指示書が出たと言う事は・・・お子様に適正なメガネを装用せず放置してしまうと弱視になってしまう可能性が非常に高いと言う事を意味しております!
それ故にドクターの指示に従いメガネを装用すべきです。
成長期は体の訓練期と捉えていいでしょう。
つまりこのまま放置してある程度の歳を重ねてしまうと、いざ18歳ぐらい車の免許を取得しようとしても視力測定でおちてしまい、更にはその後メガネを掛けても視力が出ない状況なる可能性が大きくなります。
つまり弱視とは眼鏡補正をしても視力が出ないと言う事なのです。
このサイトでは『近視・遠視・乱視・弱視・斜視』の解説はしていきません。別途検索にてお調べください。
更には『弱視等治療用眼鏡等作成指示書』が出たならば公的補助を受ける事が可能になります。
『弱視等治療用眼鏡等作成指示書』での処方のほとんどは眼鏡での処方となります。
球面(D)
この部分は近視・正視・遠視を示しています。0が正視(眼の良い状態)。そこからマイナス(-)で離れて行けば行くほど近視が強い事になります。逆にプラス(+)で離れて行けば行くほど遠視が強い事を意味します。
例として+1.00より+5.00の方が遠視が強いとなります
円柱(D)
この部分は乱視の度数を表します。こちらの度数もゼロから離れれば離れるほど乱視が強くなりますが、多くの場合はマイナス(-)表記になります。
軸(AX)
こちらの表記は乱視の方向を表しています。日本人の多くは0°~180°表記で180°が多いようです。
近用加入度(D)
お子様の多くの場合は記入が無いと思います。
瞳孔距離
右と左の瞳孔(黒眼)と瞳孔の長さです。判りやすく言えば眼幅です。
用法
メガネの使い方です。
疾病名
ここは病気ではありませんが何故弱視なのかを表記しています。
治療を必要とする症状及び検査結果
ここは検査結果を記入してあります。
SAMPLEに記載してある状態を見ると左眼は1.0出ているので弱視状態ではありません。右眼は0.8までしか出ていないので弱視状態です。
つまり上記が弱視状況である証明書です!
① 保険適用(療養費支給申請)とは
9歳未満の子供が使用する眼鏡に「弱視、斜視、先天性白内障術後」等の治療に必要だと医師が判断、処方した眼鏡を購入した場合、給付が認められれば7割が支給されます。(3歳未満は8割支給)
② 実際に給付される金額は(3歳以上の場合)
上限額=40,492円(38200円+加算額6.0%) 2024年3月29日改正
・70%はご加入の健康保険組合から補助
・30%は市町村から補助受けられる場合があります。
(3歳未満のお子様は比率が80%/20%になるようです)
③申請に必要な書類
・療養費支給申請書
(ご加入の保険組合に依頼して頂き、必要事項にご記入下さい)
・医師による証明書
(『弱視等治療用眼鏡等作成指示書』が眼科から処方箋と同時に貰えます)
・領収書
(メガネの購入店で貰って下さい)
④保険適用の詳細
・5歳未満の小児の治療用眼鏡は先回の申請より1年経過
・5歳以上の小児の場合、先回の申請から2年以上経過
(つまり4歳までは1年毎に、8歳までは2年毎に作成出来ます)
『弱視等治療用眼鏡等作成指示書』を貰ったならば・・・
大切な我が子の為にサポートしてあげなくてはなりません。
しかしながら眼科は大変混雑しており、一人一人丁寧に説明していいる余裕が無いのが現状です。
じゃ~眼鏡店と言いたいのですが眼鏡店でも様々な形態のお店が増え詳しいところが少ないのも現状です。
更に問題なのは眼鏡店スタッフ自身も申請等を現実にした事が無いのです。
もちろんこのサイトの筆者である私も・・・汗
しかしながら私には多くの事を教えてくれる大切なお子様のご両親がいます。私が書いている80%以上は聞いて知った事、教えて頂い事の結集です。
その知識で日本中のお子様の眼をサポートできればと考えています。
決して綺麗事ではありません。
ですから当店でご購入頂かなくて結構です(*^_^*)
是非・・・このサイトで一つでもお子様に役の立つ情報をGETしてください。
①補助を有効に活用しよう! |
②出来るだけ金属を使わない樹脂フレームを選びましょう |
③補助額上限の40,492円を意識したお店を選びましょう! |
④アフターサービスを重視した店舗を選びましょう。 |
⑤チェーン店及び量販店は避けましょう! |
本当は⑤番に色々教えてくれるお店を探しましょう!と、入れたかったのですが・・・今回は見送ります。
正直、かなり少ないのではないかと思います。
であるなら⑤番はこのサイトが担う事にします。
当店も通常営業しており、様々なお客様の対応をしているに対応が遅くなることもございます。
もし相談等あれば気軽にこのサイトの質問コーナーにてお問い合わせください。
メガネの賞月堂 一宮店 |
幼児用メガネ(弱視眼鏡として1番人気です) |
先天性白内障メガネ |
①栃木県の3歳のお子様のメガネのご相談 |
眼科でレンズが相当分厚くなると説明があり、心配になって当店への相談。 |
右のレンズの1番厚いとこが3.9mm |
強度遠視でお悩みの方はメガネ店で『中心厚は何mmになりますか?』と聞いてみてください。 |