近年、近視化が進み・・・小学生・中学生でのメガネ着用率は上がってきています。
1年~3年生では1~2割と言うイメージですが、5~6年生にもなると5割近くまで眼鏡を掛けているお子様がいます。
私(40代前半)が小学6年生の時にメガネを掛けている友達はクラスに2~3人しかいませんでした。
ですが、ゲーム&パソコン&スマホ等が増え更には勉強に取り込む時間も増えた事により増加してきていると考えられます。
小学生・中学生で初めてメガネを作成するなら・・・先ずは眼科検診をお薦めします。
もちろん我々メガネ屋でも検眼してお作りすることはできます!
しかしながら年齢が若いうちの近視は仮性近視の可能性があります。
仮性近視について
眼科では調節麻痺の目薬を使用することにより、仮性常態にならないように検査することができます。
その検査で近視が残れば『完全な近視』と言っていいでしょう!
もし目薬を挿す事により視力が向上するのであれば近視ではなく、仮性近視が確定しますのでドクターの指示に従い対応し、メガネの作成は必要がありません。
一度『近視』と診断されたならば今後はメガネ屋での検眼でも問題無いと思います。
つまり
お子様が見難いと訴えたならば、眼科で仮性近視でないか調べてもらうのが1番でしょう。
近視が確定すれば処方箋を発行してもらいましょう。
その後の作成に関しては仮性近視でないと判っていればメガネ屋に任せても問題ないでしょう。
近視が確定して処方箋を貰ったら・・・度数を確認してみましょう!
下記の3つの度数に注目しましょう!
①球面レンズ(SPH)・・・近視または遠視の度数
②円柱レンズ(CYL)・・・乱視の度数
③円柱軸(AX)・・・・・・・・・乱視の種類
視力の悪さを表記しています。
近視であれば(-)マイナス表記、遠視であれば(+)プラス表記となります。
0から離れれば離れるほど度が強いと言えるでしょう!
つまり-1.00より-6.00の方が遠くを見るための視力がわるいのです。
この度数もゼロから離れれば離れるほど乱視が強いと言えます。
乱視度数が強いお子様の多くは今後メガネ及びコンタクトレンズが常用になる可能性が高いといえます。
乱視の種類を合わせております。
軸には1度~180度まであります。181度は無く181度と1度と考えてください。
お子様の多くは180度に近い人(160~180~20)が多いと思います。
90(70~90~110)度に近いお子様は少し疲れやすい目となります。
斜め方向である30~60や120~170の様に斜めの方向のお子様は若干メガネが慣れ難いかもしれません。
左右が全く違うお子様も慣れ難いかと思います。
小学生・中学生で初めてメガネを掛けるお子様には大きく2つに別れます!
①授業だけ掛ければいいお子様
②常用したほうが良いお子様
それを考えるにはまず乱視が強くない事!
乱視が強ければ常用されたほうがいいかもしれません。
乱視の強いお子様は目を細めてしかめっ面になりやすいです。
そして最大のポイントは球面(SYH)です。
度数でお子様のしっかり見える範囲がわかります。
-0.50であれば2m以内
-1.00であれば1m以内
-2.00であれば50cm以内
-3.00であれば33cm以内
-4.00であれば25cm以内
-5.00であれば20cm以内 となります!
-2.00を超えたら100%常用をお薦めします。
-2.00で授業用とされるお子様も多いですが・・・意外とみえていないのです。
メガネの選び方は大きく分けて2つ。
1,授業の時だけ掛ける
2,常用して掛ける
1のお子様には安くて軽いメガネをお薦めします。
使用頻度も常用のお子様と比べて少ない事は間違いありません。
お子様の好みでメガネを嫌いにならないようにしてあげてください。
2のお子様には軽くて快適なメガネをお薦めします。
基本、寝る時・お風呂に入る時以外は肌身離さずお子様をサポートするわけです。
大切なお子様の見え方を含め良い状態をサポートしてあげたいですね。
賞月堂一宮店はそんなご両親の思いを大切に考えサポートしたいと考えています。
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